momo’s blog

女性だけが頑張らずに、育児やキャリアアップができる社会の実現を目指して

旦那の育て方(1)

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先日3月8日は、国際女性デーでしたね。

1904年3月8日にアメリカ・ニューヨークで婦人参加権を求めたデモが起源となり、1910年コペンハーゲンでの国際社会会議にて「女性の政治的自由と平等の為に戦う日」と提唱したことから始まったそうです。

イタリアではこの日を「ミモザの日」とし、男性が日頃感謝している女性にミモザの花を贈るそうです。私も先日、大阪で開催していた国際女性デーのイベントに足を運んでいたのですが、会場はたーーくさんのミモザの花で溢れていてとっても素敵でした^^

 

【完璧主義な女性】

ところで、女性って何事も完璧に自分でやらねば!と思って頑張っている人、多くないですか?

一番身近な存在でいうと、母もその一人。

家事全般、自分でやらないと気が済まない。手伝おうとすると「もういい。やるから」っていって、台所に立たせてくれない。(私の家事力が低いのか…??)

そして新卒で入社した銀行員時代に一緒に働いていた諸先輩方も、女性ほど真面目で仕事を自分で全部こなせるように頑張っている。

男の人が怠け者だとか、不真面目って言っているのではなく、女性のほうが「こうあるべき」という思考が強く、それに縛られてしまっているような気がしております。「働く女性像」「キラキラした女性」「素敵なママ」などのイメージがあるからこその、完璧主義なんでしょうね。

かくいう私も、その一人でした。

「いい彼女」でありたいから変に料理頑張っちゃったりとか、人事で採用の仕事をしていた時はキラキラ女子を装ってみたりとか。いっちょまえに頑張るんだけどどこか空回りしてるししんどいんですよね。

ただ、そのマインドは転職して大きく変わっていきます。4年前に某人材会社に転職。ずーっと希望していたけどできなかった「営業」に従事しをするようになり、たっくさんの壁にぶち当たりました。

その壁っていうのが「なんでも自分で出来るようにならないと」「周りの力を借りているうちは半人前」「お客様の期待を超えるためにはこうあるべき」「もちろん、プライベートも充実してないと」などなど。あれもこれも完璧にこなしたい自分に駆られておりました。

頑張るのである程度成果は出ます(入社半年で全社表彰)。ただ、影響力は小さいし、アシスタントさんや周りの協力を仰ぐのが下手で部内で孤立する。もっといろんな人に相談乗ってもらっていたら出来ていたことや、もっと早くに顧客期待を超えられていたんだろうなって今になって思います。

そう、自分一人で出来ることなんて、たかがしれているんです。

そのことに気付いた時はとても落ち込みました。そして内省する日々がしばらく続きますが、物事がどんどん好転していきます。仕事においては色んな人の協力を仰げるようになり、「感謝の気持ち」を他人に対して心から持てるようになりました。(それまでの自分はすんごく恥ずかしながら、なんでも自分でやっている・出来る自負があったので人に対して感謝の気持ちを持てていなかった。。人としてサイテーですね…)

当然のことながら、自分でやるよりもその道の得意な人に協力を仰ぐほうがスピードも質も早くでき、アウトプットのレベルが高くなる。その結果、お客様の期待も高くクリアできるようになります。(お客様のご要望に100%応えるには自分一人だと1か月かかっていたのが、周りに協力を仰ぐと2週間で110%のご要望に応えられるようになる)

また、感謝の気持ちを持って人を頼るので、頼られた本人が私の味方になってそれ以降も良い関係性を築けるのです。

このような周りに協力を仰ぎながら、大きな価値を創っていくことを今の会社では【プロジェクトマネジメント力(略してプロマネ力)】と言い、とても重要視されるスキルです。この力がつけばつくほど、周りを巻き込みながら仕事を進められるので、営業であれば提案内容を色んなプロフェッショナルとともに磨きこめるので大きな案件になりやすく、結果顧客への価値が高まり素晴らしい社会影響力のある仕事になります。

※営業についてはまた別途、書いてみようと思います。

 

【旦那の育て方】

前置きが長くなりましたが、この【プロマネ力】というのは仕事だけでなく私生活に大いに役立ちました。

今の旦那と出会ったのが、2017年7月。2018年1月に付き合い始め、同年6月にプロポーズを受け7月に同棲スタート。8月に妊娠が発覚し急いで結婚式を挙げ、今に至る。。。という超超スピード婚。

旦那は5歳年下。遊びたい盛りと思うのですが、家庭をとても大切にし、何より私のことを自分のこと以上に優先してくれます。また、家事も料理・洗濯・洗い物・掃除機・ゴミ出し・トイレ掃除風呂掃除などなど、全てを主体的に(ここ大事!)こなせるように進化していったのです。

元々、「女性は家庭に入るべき」という古いタイプの考えではなかったのですが、それでも家事は自分から好んでやってはくれなかったんですよね。

実際にどんな風にして旦那を進化させていったのか。

本当はこのコラムで書く予定だったのですが前置きが長くなったので明日書いてみます!

長文でしたが最後までお読みいただきありがとうございました。